一級建築士製図試験 残り43日 『図面が汚くてもプランニングが良ければ合格できる?』

みなさん今日も1日お疲れ様です!

アトリエキャット家主の常盤です=^_^=

このブログでは「外構工事」「建設業界」「資格」「法律」に関する自分の経験や考えを、お施主様、同業者の方を対象にスピーディーにお伝えしていきます!

今回は『一級建築士製図試験 残り45日 図面が汚くてもプランニングが良ければ合格できる?』です。

自分は一級建築士の学科試験を1回目で合格。

製図試験を2回目で合格しました。

今回もそんな一級建築士受験生だった頃の話です。

図面が汚くてもプランニングが良ければ合格できる?

採点の土俵にのること

一級建築士の製図試験の勉強をしていると、資格学校で何度も言われたことがありました。

「とにかく図面を完成させること。」

自分が通っていた資格学校では、講義が始まった頃からずっと言われていました。

どれだけ綺麗な図面を描いても、時間内に完成しなければ意味がない。

まずは図面を完成させて、採点の土俵に乗せる。

だから、綺麗に描くことに時間を使いすぎるくらいなら、多少図面が汚くても、とにかく完成を優先する。

自分も、この考え方自体はごもっともだと思っていました。

製図試験には時間制限があります。

時間内に要求された図面を描き上げなければいけません。

綺麗な途中図面より、完成した図面。

それは当然だと思います。

本当に完成していれば図面は汚くても良いのか

自分は資格学校に通いながら、ずっと一つ疑問に思っていたことがありました。

「本当に、完成さえしていれば図面は汚くてもいいの?」

ということです。

自分が2回目の製図試験に挑戦した時は、S資格学校の長期クラスに通っていました。

最終的にクラスは8人。

その8人の中で、合格したのは自分1人でした。

もちろん、他の生徒が不合格になった理由は自分には分かりません。

採点したわけでもありませんし、それぞれの本試験の図面を見たわけでもありません。

だから、図面が汚かったから落ちたとは言えません。

ただ、普段の講義で一緒に図面を描いている中で、自分が「図面がちょっと汚いな」と感じていた人たちは、結果的にみんな不合格でした。

毎回講義を受けながら、自分は少し疑問に思っていました。

「完成させることが大切なのは分かる。」

「でも、本当にこの図面の完成度でいいのかな?」

「練習で綺麗に書けなければ本番ではもっと汚くなる」

そんなことを思っていました。

図面が一番きれいだった「9人目の生徒」

この話にはもう一人います。

8人クラスと言いましたが、もともとクラスには9人いました。

ただ、その人は講義に来たり来なかったり。

途中からは完全に来なくなったので、自分や学校の中では8人クラスという認識になっていました。

ところが、その人も本試験は受験していたようです。

そして結果は、「合格」。

自分は驚きました。

でも、同時に思ったことがあります。

その人は、クラスの中でも図面が一番綺麗な人でした。

もちろん、その人が合格した理由が「図面が綺麗だったから」だとは言えません。

プランニングや法的な条件、要求事項への対応など、製図試験はいろいろな要素で評価されます。

ただ、自分が実際に見てきた結果だけを考えると、

「やっぱり、ある程度は綺麗な図面を描くことも大切なんじゃないか?」

と自分は思っています。

本試験では作図量がとにかく多かった

自分が合格した年の本試験では、これについてもう一つ考えさせられることがありました。

その年は、とにかく作図量が多かったです。

自分はエスキスについては予定していた時間内に終えることができました。

見直しも行い、自分の中では大きな問題はない状態で作図へ進みました。

そこから作図に入りましたが、

描いても、描いても、終わらない(笑)

結局、自分は作図に3時間ほど使っても完全には終わりませんでした。

引き出し線で記載する図面説明の一部まで書き切ることができませんでした。

普段のクラスで一番作図が早かった女性ですら、本試験では最後まで書き終えることができなかったと聞きました。

それくらい、その年は作図量の多い試験だったと自分は感じています。

完成していないけど自分は合格した

それでも自分は合格しました。

つまり、自分自身の経験を考えても、

「完成していなければ絶対に採点されない」

と単純に言い切れるものではないと感じています。

もちろん、だから未完成でも大丈夫と言いたいわけではありません。

完成を目指すことは大前提です。

自分も本試験では最後まで必死に描き続けました。

ただ、「多少汚くても、とにかく完成させればいい」

という考え方だけで本当にいいのか。

自分は少し違うと思っています。

製図試験は、限られた時間の中でプランニングをまとめ、それを第三者が読み取れる図面として表現する試験でもあります。

だから自分は、「完成させること」「図面をある程度綺麗に描くこと」

どちらか一方ではなく、両方を意識して練習することが大切だと思っています。

試験まで残り43

今の時期なら、まだ作図のスピードを上げる練習も、図面を綺麗に描く練習もできます。

完成させることを大切にしながら、

「採点する人に、自分の考えがきちんと伝わる図面になっているか?」

そんな視点でも、自分の図面を一度見てみてほしいと思います。

少しでも受験生の皆さんの参考や活力になれば嬉しいです=^_^=

まとめ

時間内に完成させることは、製図試験ではとても大切だと思います。

でも自分は、「完成していれば図面は汚くてもいい」とまでは思っていません。

速さと丁寧さ。その両方を最後まで追い求めることが、合格に近づく一つの方法だと思っています。


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この記事を書いた人

生年月日:1985年5月20日
活動拠点:愛知県名古屋市~扶桑町中心
出身地:静岡県御殿場市
大学:神奈川大学大学院建築学専攻
資格:1級建築士/1級建築施工管理技士/1級エクステリアプランナー/他
 細かすぎると言われても、気になるものは気になる!そんな性格を活かして、仕事を丁寧に仕上げることにこだわっています。
 図面も現場も、お客様とのやりとりも、全部ひっくるめて“なんだか心地よい”と感じてもらえる存在でありたいと思っています。

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